いつも窓から見てた

引きこもり主婦からの脱出を試みる

カウンセリングについて その1

心の問題で専門職の人に相談することが何度かありました。ひとつは自分のこと、あとの二つは長男のこと。いずれも一度きりで継続することはありませんでした。それだけ深刻ではなかったとも言えるし解決の糸口を見つけられなかったとも言えます。

 

高校生の頃、小さな女子校で過ごしました。人間関係はとても窮屈だったけれど心優しい友人に守られて適度ににぎやか&適度に孤独な生活、要は大変わがままに過ごすことができました。おかげで人間関係を学ぶこともなく苦労も知らず天真爛漫な不思議ちゃんで、ガリ勉のキャラも結構気に入っていたので合格した私大のうち一番偏差値の高いところへ入学しました。

当然、数学など嫌いな勉強は全くしないので自ずと文系を選び、皆が就職活動を始めても自分の働くイメージが全くつかめないまま引きこもってしまいました。

 

そんな私の逃げ道はたったひとつ。大学院進学です。なんと反対したのはおばあちゃんだけでした。ゼミの先生は面接の時こんな質問をされました。

「この勉強は好きですか?」

怖いもの無しの私はさぞかし前向きな返事をしたのでしょうね。院試の結果は合格でした。後になって解答欄を間違えており、判定会議で先生が相当苦労して推してくださったことを聞きました。

 

一年間は授業もみっちりあり、何とかレポートも書いてはみました。周囲の優秀さと人脈作りの巧みさに怖いもの無しのハッタリが全く効かなくなったことにやっと気づいたのです。

ストレスのせいか声は出なくなり感情は乱れ体調はボロボロに。

少しだけ大人になった私は22歳にして不登校となり休学届けを出しました。

 

ある大学病院の精神科を受診すると、研修医に質問攻めにされ脳波をとられたり血液検査をしたり...何より若い医者たちが陰で笑っているのが堪えました。話したくないことを散々喋らされたあとに最終的な教授の診断はこうでした。「あなたは病気ではありませんよ。」